「反戦軍事学」
「反戦軍事学」なるものをキャッチーな帯メッセージに誘われて購入しました。
デタラメな”専門家”にだまされるな!! 全国民必読の軍事基礎教育講座 これを読んでまだ言うか! 徴兵制復活?核武装? ってなものです。
主題は、戦争反対をする人こそある程度の軍事知識が必要であり、エセ軍事常識が間違った世論を形成するので最低限の軍事知識を持って、間違った軍事的な常識を打ち破って、戦争に反対しよう ですね。
私も軍事小説なり軍記ものは好きで読むほうだと思っています。
また、軍事的な知識も偏ってはいるもののあるほうだと思います。
そこで、まずは、
読み物としては面白いです。 途中にあるこんな世界になるかもなフィクションは、浅田次郎の「歩兵の本領」なみな内容です。
と思っていたら参考文献にしっかりと入っていました。 結構参考にされているようです。
基本的なスタンスは、なにか語るには、人の話や評論などだけをもってするのでなく、ある程度の知識をもってというところには、手放しで賛成票をあげたいと思っています。
ただ残念なところは、自分の言葉が見えてこず、参考文献などの引用部分が目に付くため借り物のように感じるところでした。
また、エセ軍事常識と一刀両断にした内容も切り捨てるだけでなく、なぜそのように騒ぎ立てる必要があるのかの部分をすこし取り違えているように感じたので途中から読む気がうせてしまいました。
一番思わしくないと思ったのは、参考文献としてあげているものの一部の引用をもって、何を考えているか分からないとか、考え違いをしているとか常識が無いとか難癖をつけるようにしているところです。
あとがきでは、このことを論破しているといっているが、内容を分かってもいない引用文献のそれも一部だけをもって断言しているところです。
センセーショナルな表現な部分は、テレビのワイドショーと同じで一部の情報をいかにもすべてを表していてセンセーショナルに放送しているのと近しい感じがしました。
参考文献も多くよく知識を持っていると思いますが、何か違うと印象を持ちました。
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